高尾山近く「うかい鳥山」で行われた披露宴に参加して料理を堪能してきた。

うかい亭は地元にあってよく聞く名前でしたがとても自分が行けるお店だと思っていませんでした。
しかし友人の披露宴を高尾山近くにあるうかい亭のグループ店うかい鳥山でやるというではないですか。行くまで”からすやま”と呼んでいましたが”とりやま”が正しかったです。
http://www.ukai.co.jp/toriyama/

１１月の第３週目で高尾山の紅葉が良い感じでもみじ祭りが開催されていました。
私は横浜駅から横浜線で八王子へ出て中央線で高尾へ向かい京王線へ乗り換えました。
中央線から京王線への乗り換えが少し遠いです。電車賃は片道１０５０円でした。
 高尾山口駅はとても綺麗で外国人観光客が結構来ていました。
シーズンだからか３連休の初日だからか高尾山口が激混みでした。
高尾から京王線へ乗り換えて一駅なんですがその一駅が通勤ラッシュ並みの混雑で高尾、高尾山口の女子トイレも大行列ができていました。
 危うくうかい鳥山の送迎バスに乗り遅れそうでした。
うかい竹亭というお店も近くにあって両方の送迎バスになります。
披露宴参加者と一般のお客さんも乗っていて補助椅子を出さないと乗れないくらいでした。
 到着したらさっそくすごい。
自然の中に建築された日本家屋と庭園。
 紅葉した木々の色が重なってなんともいえないコントラストになっていました。
 紅葉の中に建つ日本家屋はなんとも風情があります。
 この景色を見れただけでも来て良かったと思いました。
 来賓の控え室はその建物の一室で室内もザ日本です。
 室内の景色も窓を通してみるとまた違った味がありました。
良い天気に恵まれました。
 しばらく待っていると花嫁行列が始まると外に呼ばれます。
待ち構えていたのは陣馬太鼓の方々。
激しいリズムの中新郎新婦がゆっくりと歩いてきます。
このリズムの中ゆっくり歩いてくるのはなかなかですね。
 披露宴は始まり食事のスタートです。
いくらと水菜の和え物。
出汁を吸った水菜が美味でした。
 確かくるみ豆腐。濃厚な味わいです。
 そんな中また陣馬太鼓が。
目の前で激しいリズムです。若干うるさい。八王子名物みたいですね。
迫力のある太鼓を見ながらの披露宴。新郎新婦がお客さんを楽しませようという気持ちが伝わってきました。
 鯛が乗った汁物。魚と出汁のシンプルな素材の味を楽しみます。
 お造りは主張しすぎず目でも楽しめ技を楽しみ一つの皿にメッセージを感じました。
 ゆずのお皿のグラタン。今回のコースではゆずがたくさん使われていました。
旬のものを提供されるのはとても気持ち良いです。
 新郎新婦の初めての共同作業がケーキカットではなく餅つきでした。
その餅がさっそく振舞われました。
里芋の煮物が絶品でした。どうやったらこんなに味を芋に染み込ませられるんだと思いました。
出汁の味も塩梅が絶妙っていうのもありますが煮込み具合といいとにかく最高な一品でした。
 メインは和牛のステーキ。
会場内で焼いてくれます。８０人弱のお客さんだったのですが焼き加減を聞いてくれるサービス。流石です。
 シンプルにわさびをつけて食べます。
肉は当然にうまいのですがこの付け合わせの玉ねぎです。
にがみ、辛さがまったくありませんでした。
素材の良さと丁寧な下処理をされているのでしょう。
 お色直し後の再入場の際はライスシャワーではなく折鶴シャワー。
 締めは麦とろごはん。お新香味噌汁付き。
和の披露宴はこれが良い。
ホッとします。
 ヤマブドウのシャーベット。
ぶどうをそのまま食べているような濃厚な味わいでした。
 もちろんケーキも。
 床は畳なんですがおそらく床暖房が。
披露宴にありがちなタイムスケジュールに沿ってきっちり進めて早くお客さんを出すということは無くゆったりと過ごさせていただけました。そこらのホテルではこうも行かなかったと思います。
これに引き出物もいただいてしまってご祝儀だけでは絶対足りないですね。
ものすごいもてなしを新郎新婦にしていただいたと感動しました。食事も今年どこで食べた料理と比べても一番でした。
東京都内で新宿から一本で来れて交通の便も良いです。
最高の料理と日本のおもてなしを体験出来るオススメの披露宴会場と言えます。